Aさんは、夫からの身体的暴力で体が不自由になりました。
夫はプログラムに通い、まずは身体的暴力を一切しないことを約束しています。
彼は通ってそろそろ2年になり、妻のAさんからは時々メールが届きます。
つい最近のメールは『グループワークの参加者の皆さんのおかげで、夫に怖がらずに気持ちを伝えることができるようになりました』というものでした。
Aさんの夫はこの頃、ほかの参加者に適切な突き付けができるようになりました。
自分もなかなか行動変革ができないけれど、かつての暴力的思考だった自分を見ているようだと言います。
Aさんから、「私たちは夫婦でまゆらに通っているつもりです。これからもよろしくお願いします。」と言って頂きました。
夫婦二人でDVに立ち向かおうとしていることは、社会に向かって非暴力を発信していくことになるのかしら。
暴力の責任は加害側である夫がとらねばならないのは確かです。