夫からの身体への暴力はありません。
言葉で追いつめられて混乱した妻さんは旅行を理由に家を出ることに成功し、そのまま別居するができました。
別居から1年以上になり、夫はそろそろ1年だから連絡があるはずだと考えています。
「彼女は寂しいだろうし経済的に困っているはずだし、オレに憧れてプロポーズしてきたのは向こうのほうだし。悪かったと謝ってくるだろう。オレだってこうして家事もして一人暮らしを頑張っているんだからこんな生活はおかしいと思っているはず。」
プログラムに参加する彼はそんな話をしていました。
妻さんから連絡がありました。
「もう戻る気はありません。助言どおり逃げてようやく自分を取り戻すことができました。私の身に起こったことは異常なことだったとはじめてわかりました。彼が原因で混乱していたのだとハッキリわかったんです。自分のことを自分で決めるってこんなに楽しかったんだと思い出せたんです。離婚を通告します」。
被害者だった妻さんがレジリエンスしました。