パープルリボンまゆら

まゆら日記

試してみよう

2017.02.20

P1040257「でも」を言わない一週間を。

相手が何か言った時、何気なく「でも、」で会話が始まっていることがあります。その場合相手は

「あ、また始まった」
「どうせこの人は最初から私の意見など聞こうという気持ちはないのだ」
「否定され続けるのはもうたくさん! このまま我慢しよう」
「どうして受け入れてくれないのだ」
「こんな思いをするなら発言しなければよかった」
etc…。

今回はDV被害者の気持ちに思いを寄せるための実験的訓練。

一週間プログラム参加者に試してもらいました。

Aさん…職場で試した。いつもハッキリとした言動をしないと感じていた後輩がいつものように意見をぼやかした時に「あなたの考えはどう? 聞かせてもらえるかな」と聞いてみた。
彼は彼なりに考えて発言し、今までとは違って向こうから話しかけてくれるようにもなったし、こちらも彼の話の終わりがわかるようになった。

Bさん…あまり意識せずに過ごし、途中から忘れてしまった。

Cさん…妻との生活で普段からそれは気にかけていたこと。「でも」が出てしまった時は「あ、言ってしまった」と自分から言っている。そうすることは、相手も僕が考えて発言しようとしているな、雑ではないなと受け入れられるように思うだろう。

Aさん…相手も気にかけてもらえているという安心感が生まれるだろう。

Cさん…「でも」で始まると警戒して相手は構えるし攻撃されている感や敵に回されている感がある。

Aさん…もう少し続けてみよう。相手の態度が変わったのは自分だけの勘違いかもしれないし。

+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-+-

考え続ける彼らの発言に興味があります。

 

 

お問い合わせ・お申し込み

あなたの一歩にお手伝いができれば幸いです。
お問合せは下記メールフォームからお送りください。

    お名前
    メールアドレス
    お問い合わせ種別
    メッセージ

     
     

    私たちの活動は無報酬です。 ご寄付をお考えの方は以下にお願い申し上げます。
    ゆうちょ銀行 店名 八一八 店番818   普通口座番号4228671  パープルリボンマユラ

    まゆら日記

    秋田県庁にて教職員向け講座

    快晴の秋田県でした。 比内地鶏の親子丼などのランチでエネルギ

    続きを読む

    活動内容の展示を開始

    青森市男女共同参画プラザはかつての職場。 毎年1月は市民活動

    続きを読む

    石巻北高校飯野川校で

    学校は駅からは遠いのでと先生が私を送迎してくださることになり

    続きを読む

    かつてボクは加害者でした

    今も学び続ける加害当事者たち。 その彼らの気づきの一つとして

    続きを読む

    小牛田高等学園です

    「コンドームって何ですか」と聞いてくれた1年生さんがいました

    続きを読む

    記事をもっと見る

    facebook

    twitter

    ページのTOPへ