1年ほど前にまゆらを「卒業」できたかつての加害者グループワーク参加者Aさんが家族で事務所を訪ねてくれました。
一緒に来てくれたお嬢さんが「これは、たなかさん」って絵を描いてくれました。
「子どもが作ったんですが、『DVがなくなった家族から頂いたペンです』って言って講座の機会などに皆さんに見せて欲しいです」と、ボールペンを下さいました。
卒業後の二人の生活ぶりもお聞きし、2時間ほどにぎやかに過ごしてから雨の中を帰られました。
非暴力の新たな関係をスタートさせたばかりの二人です。
いつでも元に戻れるのが加害者。
グループワークからの卒業でDVが完全に終わったのではありません。
それでも妻さんは、「私たちのような家族がいるということを知ってもらいたい」と言ってくださいます。
DVするヤツとは別れるしかないという考えの方々に、このご家族の例もお伝えしたいです。