別居しているBさんが、妻さんの引っ越しに伴い『援助』を申し出ました。
「一人暮らしする場合は最大限の援助ができます。何かとお金がかかるでしょうから、あなたには従来の送金より増額が可能です。」
このメールを受け取った妻さんの気持ちは次の通りです。
私が引っ越さなくてはならないことや通院や服薬が必要になったのは、そもそも夫のあなたの虐待が原因なのに、もしかしてそのことを見失っているのでは…。
Bさんは妻さんに「困っているなら助けてあげる」と申し出たわけです。精いっぱいの優しさ、思いやり、そして謝罪のつもりで。
「援助」という言葉を使ったところに、DV加害者の特性が出ているとお気づきでしょうか。